トラベルピローにはどんな種類がある?何がおすすめ?

長時間の乗り物移動は疲れるものです。
座った状態で睡眠をとることもありますよね。

時々電車で見かけるのは、上をむいて口をあんぐり開けている人、首をガックリ落として寝ている人です。
首に負担がかかっているのは明らかですよね。
では、これが長時間の移動となるとどうでしょう。

体を痛めてしまうほか、その後の行動にも影響を及ぼしかねません。
長時間、乗り物に乗るときは疲れないように対策をした方が良さそうです。

トラベルピローやネックピローなど言い方がありますが、ここではトラベルピローに統一します。

移動中に首や肩が疲れるのはどうして?

乗り物に乗っている時は自由に動いて回ることができず、ずっと同じ姿勢を保っていなければなりません。
その結果、筋肉が緊張して血流が悪くなります。

また、深夜バスや日をまたぐフライトなどは睡眠が必然になってきます。
横になることが不可能な乗り物では、座り姿勢のまま睡眠をとることが多いです。

頭が安定せずに、熟睡することもできず疲れが残ってしまうことがあります。

トラベルピローが解決してくれるポイント

首や肩の疲れを取るには、座席に座ったままでもできる軽いストレッチなど方法がありますが、ここではトラベルピローを使用することでどんな効果があるのかご紹介します。

  1. 首がガクッとならない
    トラベルピローを使用することで頭が固定され、力を抜くことができる。
  2. 口があんぐり開いてしまうのを防げる
    これは見た目にも良くありません。
    トラベルピローの固定位置を調節すれば恥ずかしい思いをすることがなくなります。
  3. 疲れが残りにくいので、行動しやすくなる。
    移動に疲れてしまっては、観光や、仕事などに支障が出ますよね。
    トラベルピローで疲れを軽減し、旅を楽しむことができます。

トラベルピローの種類と特徴を比較してみよう

トラベルピローには様々な形のものが販売されています。
よく見かけるのはU型ですね。
そして好みに応じて調節できる巻きつけ型。
トラベルピローとしてはあまり(ほとんど)見かけませんが、ドーナツ型があります。

以下の表は形別に比較したものです。

U型巻きつけ型ドーナツ型
特徴首の周りをしっかり支える自分好みに形が変えられる主に頭を支える使い方
使い方主に首にかけて頭を預ける使い方。
大きさによるが腰当てにも使える。
長いものなら、首や頭を支える使い方ができる。
短いものは主に首をしっかり支える使い方。
頭以外に、半分に折ると首を支えることができる。
腰あてやお尻の下にも敷いて使える。
収納性中綿やビーズが入ったものは使わない時は嵩張るが、空気を入れるタイプはコンパクト。空気を入れるタイプは少なく、折り畳んで収納するものが多い。空気を入れるものはコンパクトになるが、そうでないものはそのまま持ち運びになる。

Pillow On the Goは空気を入れるものに比べるとコンパクトにはならないが、そのまま持ってもさほど邪魔になりません。

次に、空気を入れるタイプとそのまま使うタイプを比較します。

空気を入れるタイプそのまま使うタイプ
収納性よりコンパクトにできる圧縮できるもの以外はそのままの大きさ
耐久性ビニール製が多く、傷に弱い。少しでも穴が空くと途端に使えなくなる空気タイプに比べると素材も厚めのものが多く、長く使える
快適性自分に合った空気の量の調節が必要ポリウレタンフォームやマイクロビーズを使っているものが多く、体にフィットしやすい
価格お手頃価格で購入できるものが多い価格の幅が広い

何を重視するかで選ぶトラベルピローは変わる

気軽に使えるのはU字型で空気を入れるタイプのものです。ただし、耐久性がないので頻繁に使わない、トラベルピローを試してみたい人にはおすすめです。

長距離移動をよくする方はある程度快適性のあるものの方が良いと思います。
トラベルピローといってもその数は膨大にあります。

空気を入れるタイプなのか、そのまま使うのか。
素材はどんなものがいいのか。
できれば実際に店舗で触ってみるのが良いですね。